ClipWeather 存続の危機

On 2010年5月26日, in ブログ, by cliph

まいった。。。。
今朝気付いたら、CliphWeatherが天気予報を更新出来なくなっていた。
仕事の合間に調べたところ、
どうも天気予報情報XML提供元が携帯からのアクセスをブロックしているらしい。
多分、CliphWeatherのアクセス数が多くなりすぎたから
狙い撃ちされてるんだと思う。
そもそも、
個人的利用向け無料XMLサービスなので、
これほど大規模なアクセスがある事は想定していなかったんだろうと思う。
裏技としてはWEBサーバーで天気予報をキャッシュして、
アプリに配信するって方法も現時点では取りえるんだけど、
天気情報全般のルールとして、サーバータンキング再配布には厳しい様だから、
いつブロックされたり、訴えられたりしても文句は言えない。
1万人を超える方にご利用頂いているアプリだけに、
そんなグレーな手法は取れないし、第一また突然使えなくなるリスクを孕んでしまう。
となると、取りうる方策は限られてくる。
1.有償展開
  クリフが天気情報を正式に有償で仕入れて、アプリも有償で販売するパターン。
  出来ない事は無いが、そもそも個人と契約してくれるのか分からないし、
  アプリを買ってもらえなければクリフが大損してしまうリスクがある。
2.情報提供元との提携による展開
  アプリから提供元への誘導や広告表示等でタイアップし、
  天気予報情報を無償提供してもらうパターン。
  可能性は0ではないが、これも個人とその様な提携を結んでくれる会社があるか疑問。
  また、アプリの方向性が提供元の意向に添わざるを得ない状況になりそうで、
  開発モチベーションの維持が難しそう。
3.アプリの譲渡
  アプリのソースコード、名称を誰かに譲渡するパターン。
  天気予報情報を持っている事業者で、androidアプリに進出したい事業者に、
  参入契機として活用してもらう事ができるのではないか?
  そもそも、クリフもandroidにこう言うウィジェットが無いのを不便だと思って作ったので、
  維持出来なくなる位なら、誰かに引き継いでもらった方が嬉しかったりする。
  これはちょっと行けそうな気がする。無償ってのは寂しい気がするけど。
4.きっぱりやめる
  ほんとは最初これを考えた。
  でも、マーケットのコメントに有償でも継続を望む声がチラホラ上がっているのを見ると、
  ここでアッサリ退いてしまうのは無責任だと感じてます。
  だから、これは最後の手段。当面は考えません。
  
と、言う事で、
結論としては、
 ・当面CliphWeatherは機能しません。
 ・従来通りの機能での無償提供はほぼありません。
 ・機能を大幅に限定して無償展開するか、有償化の可能性があります。
 ・アプリ提供主体が変わるかもしれません。
ご利用頂いている皆さんにはご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、
やはり、元々有償で流通している天気情報を扱う限り、無料展開はこのあたりが限界です。
もし、このブログをご覧になっていて、
アプリを引き受けても良いと言う事業者の方がいらっしゃいましたら、
声をかけて頂ければと思います。
いずれにしても、
何かしらの方法でこのアプリを残して行きたいと思っていますので、
皆さんのご理解ご協力をお願い致します。

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