Japan IT Week 春 参加報告

On 2011年5月12日, in ブログ, by cliph

昨日、東京ビックサイトで開催されている巨大IT系展示会「Japan IT Week 春」を回ってきました。

毎年参加しているのですが、とにかく出展数が半端無く多い!!
共同開催している展示会全部合わせて1,560社だそうです。多分日本最大。

良くも悪くも、今どんな会社が何を売りたがっているのか体感するのに良い展示会です。

今年については「クラウド」と「スマートフォン」関連のブースが非常に多かった印象でした。

ただ、どちらも発展途上の分野であり、中途半端な提案が多い印象派否めませんでしたね。
後、やたらとBtoB案件が多かったのも気になりました。
特にクラウドについてはBtoCのソリューションはほとんどなかったんじゃ無いでしょうかね?

と、言う事で今年はそれ程良い出会いがあった訳ではありませんが、、
一応、私が気になった商品を「主観的に」ピックアップしてご紹介させて頂きます。

※サービス名のリンク先に会場で配布されたパンフレットをスキャンして載せてあります。

<スマートフォン系>
PAYGATE

スマホとBlueToosで通信するカードリーダでクレジットカード決済が出来るソリューション。
スモールビジネスにおいて安価にクレジットカード決済を導入できると言うのが売りらしい。
米国のsquereのパクリ?

キセBiz

Androidタブレット端末を業務用に利用する際に邪魔になる標準HOME画面をキャンセルし、専用端末化するソリューション。

スマートフォン向けアプリ製作

別に何てこと無い製作受託なんですが、やたら美人系アプリを押してる会社でおもしろかったので紹介^^

スマートフォンプラス

ECサイト向け、スマートフォン最適化CMS。

Mobile Full

スマホ最適化CMSと、その機能を活用したモバイルサイトのスマホ向け変換サービス。

popinfo

ガラケー、スマホ横断的にポップアップ情報配信が出来るソリューション。これ結構良いかも。

smart BX

テンプレートでオリジナルアプリを簡単に作成できる、いわばアプリCMS。料金もリーズナブルなので、単純なアプリならこれで十分かも。

ナビキャスト スマートフォンコンバータ

PCサイトをスマートフォン向けに最適化してみせるソリューション。CSSのみを上書きする方式の為、サイト側の改修が軽微で、
かつ、APIの利用コストも比較的リーズナブル。また、デザインの調整をユーザ企業が自由に出来るGUIが提供されるので
テンプレート作成費用が発生しないのも評価できる点。CSSでコントロールできる範囲と言う制約条件はあるが、
それでも使えるサービスになりそうな気がします。

roundabout

これも変換サービスだが、もすこし先を見ている中々センスのあるサービス。
スマホ向けにWEB標準のサイトを独自に構築する事が前提となるが、そのワンソースで、
様々なスマホのバリエーションに対応すると共に、ガラケー3キャリア向けに変換して表示してくれる。つまり、これからはスマホに経営資源を集中してガラケーには金をかけたくない
と言うニーズにマッチした変換サービス。
すばらしい発想だが、スマホ向けとガラケー向けでレイアウトを変える事は得意でない様に思われる。(それ程詳しくヒアリングした訳ではないので、間違っているかもしれないが。。)
また、公式サイトになっている場合に問題が出ないかちょっと心配。

ARAPPLI

ARアプリのパッケージ。安価にプロモーション向けのARアプリを作成できる。

Touch Wand

地味だけど重要。ipad等、静電容量型タッチパネル向けタッチペン。先端が金属の筆になっており非常にスムーズに文字が書ける。
パンフレットは大分微妙だけど、使ってみたら中々書きやすかったです。

Oakney

オープンソースで位置情報APIを公開している。グローバルな位置情報APIオープンソースコミュニティーのとりまとめを行っており、
国内でもっとも位置情報API関連に造詣が深いと豪語してました。

Bismart

ビジネスに関する様々な情報を整理、共有できるスマホアプリとクラウドウェアのパッケージ。
登録できる情報はテキスト、写真、位置情報、URLなどある程度決まっているが、用途は特に決めていないところがユニーク。
入れ物と共有手段を提供するので、後は上手に使って。と言う感じ。共有をしないのであればアプリは無料で使える。

momonga

ipadで安価にアンケートできるソリューション。月額1万円から利用できる手軽さが特徴。

<WEBマーケティング>
コミュニケーション・エクスプローラー

ブログウォッチャーの「Shooti Buzz Report」、トライバルメディアハウスの「BoomResearch」、ホットリンクの「口コミ係長」
等と同系列のソーシャルメディア効果測定ツール。これら競合に対する強みは日本語の解析精度の高さで、文脈から感情を
81種類に分類して把握できるらしく、その精度は9割を超えるとの事。テストアカウント30日無料で出してくれます。

と言ったところですが、
正直言って、パッとしません。

それぞれ良いサービスなのですが、「これは!?」と言う驚きに出会えなかったのはちょっと残念。

もう、展示会に依存する時代じゃないんですかね~。。。

4 Responses to Japan IT Week 春 参加報告

  1. 匿名 より:

    言う馬

  2. Kory より:

    It’s much easier to untrsedand when you put it that way!

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