androidアプリ開発環境について

On 2010年6月3日, in Android開発, by cliph

まずはandroidアプリの開発環境を整えましょう。

開発環境と言ってもご安心あれ。
全て無料で揃います!

とりあえず開発出来る状態にして見ましょう。
きっと何か作って見たくなるはずです。

最低限必要なものは以下の4つ。
 1.JDK(Java SE Development Kit)
 2.Android SDK(SoftWear Development Kit)
 3.Eclipse Java EE IDE for Web Developers
 4.ADT Plugin for Eclipse

上記番号の順にインストールして行きます。
それでは実際やって見ましょう。
(Windowsでのやり方を書いて行きます。)

1.JDKのインストール

(1)まず、以下のサイトからJDK 6.0をダウンロードします。
  http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html

(2)ダウンロードしたexeファイルを実行してインストールします。

2.Android SDKのインストール

(1)以下のサイトから最新版のAndroid SDKのzipファイルをダウンロードします。
  http://developer.android.com/intl/ja/sdk/index.html

※androidOSは現在2.2まで発表されてますが、また1.6ユーザーも多くいますので、
バージョンを意識した開発をする必要があります。上記SDKは現時点までのほぼすべてのバージョンでの開発をサポートします。

(2)ダウンロードしたzipファイルを覚えやすい場所に解凍します。
(3)各種ツールへのパスを通します。
 ・コントロールパネル→システムの詳細設定→詳細設定タブ→環境変数 と開きます。
 ・システム環境変数から「Path」変数を選択して「編集」をクリック。
 ・変数値の末尾に <SDKを展開したフォルダ>¥tools; と追記してOKをクリック。
  ※変数値に既に入力されているものは絶対に削除しない事!
  ・Windowsを再起動。

3.Eclipseのインストール

(1)以下のサイトからEclipseの日本語化パッケージをダウンロードします。
   http://mergedoc.sourceforge.jp/

  ・ Galireoボタンこのボタンをクリック。
  ・ Full All in One (JRE あり) のJava用をダウンロード
(2)ダウンロードしたZipをなるべく浅い階層に展開します。(パスが長いと正常に動作しない事があるそうです)
     ※インストール等は特に不要です。

(3)展開したフォルダの中の¥clipse¥eclipse.exeのショートカットをデスクトップに作る。
(4)前項のショートカットからeclipseを起動。
(5)文字コードをUTF-8に設定します。
   ・ウィンドウ→設定 で設定画面を開きます。
   ・一般→ワークスペース と開き、「テキスト・ファイル・エンコード」で「その他」にチェックを入れる。
   ・「その他」の横のプルダウンから「UTF-8」を選択。
   ・OKをクリック。

4.ADT Pluginのインストール

(1)eclipseを起動し、ヘルプ→新規ソフトウェアのインストールを選択→使用可能なソフトウェア画面が開きます。
(2)作業対象欄に以下のURLを入力して「追加」をクリック。
   https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/
(3)上記サイトがインストール対象リストに表示されるのでチェックを入れて「次へ」をクリック。
(4)画面の指示に従って、規約同意、インストールを進めます。
(5)eclipseを再起動します。
(6)ウィンドウ→設定 と選択し、設定画面を開きます。
(7)左サイドのメニューからandroidをクリック。
(8)SDKロケーションにAndroid SDKをインストールしたパスを入力して「適用」をクリック。
   →開発出来るバージョンが列記されるはずです。問題なければOKをクリック。

最後!AVDの作成

android SDKにはandroid端末のエミュレータが付いていて、通常これを使ってデバッグを行います。
AVDはこのエミュレータの端末情報を指定するもので、これを作らないとエミュレータが使えません。

(1)eclipseを起動し、ウィンドウ→Android SDK and AVD Manager と選択。
(2)Android SDK and AVD Managerが起動したら、新規作成をクリック。
(3)AVDに任意の名前を付け、ターゲットとするOSのバージョンを選択します。
(4)SDカードの容量を適当に設定し、CreateAVDをクリック。

以上で最低限の開発環境は整いました。
これで、一通りのアプリ開発は出来ます。

実際に開発を進めて行くと、画像作成ツール等他にも必要なものは出てきますが、
クリフは全て無料で何とかしています。

他の便利ツールもおいおい説明して行こうと思います。

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